未経験でエンジニアに転職するときに最大の難点が、ポートフォリオ制作。
やる気はある。
エンジニアに転職してガッツリ稼ぎたい!という方もいれば、上司に責められずに悠々自適に仕事をしたいという方もおられると思います。
そんな方が未経験のエンジニア転職で求められるのがポートフォリオ。
私もかつて、ポートフォリオ作りにチャレンジしたことがありますがうまくいきませんでした。
そして、キャリアアドバイザーという職に就き、数多くの求人をみて気付いたことがあります。
未経験のエンジニア転職で、ポートフォリオの提出が求められる重大な理由があったんです!
今回は、採用側の視点から見るポートフォリオの重要性と、未経験エンジニアに求められるポートフォリオの作り方についてお伝えします!
エンジニアに転職して人生を変えるぞ!という意気込みのない方は読まないでください。
未経験 エンジニア ポートフォリオ
未経験エンジニアに必要なポートフォリオってなに?
未経験エンジニアに求められるポートフォリオってそもそもなに?という方もおられるのではないでしょうか。
一言で言えば、ポートフォリオとはこれまでの成果の一覧表です。
写真集をイメージしてください。
あなたの好きな俳優や女優が出演した舞台やドラマ・映画の写真が年代ごとにまとめられている写真集です。
それがポートフォリオ。
いうなれば、これまであなたがどんなエンジニアであったのかを示す資料のことです。
しかし、未経験エンジニアにはそもそも成果がありませんよね。
では、どうすればいいか。
選択肢は2つしかありません。
- ポートフォリオ提出が必須ではない企業に応募する
- プログラミングスクールで成果を作る
ただ、かつて採用側の人間として100社以上の求人票と向き合ってきた私からすると、ポートフォリオの提出が必須ではない企業に転職するのはオススメしにくいというのが本音です。
未経験エンジニアにポートフォリオは必要?裏の採用要件をお伝えします
なぜ、オススメできないか。
その理由は、未経験エンジニアになぜポートフォリオの提出が求められているのかを知れば理解できます。
その理由を一言で言うと、「やる気」です。
企業は候補者にポートフォリオの提出を求めて、その候補者が未経験からエンジニアになるやる気と本気度がどれだけあるのかを確かめているのです。
いわば、センター試験の足切りと同じです。
一定の点数が取れなければ、その大学の受験を受けることすら叶わない。
これと同じで、ポートフォリオを作ろうとするやる気のない候補者は面接しない、ということを企業は伝えているのです。
ポートフォリオ提出の要件が「やる気があるかどうか」を判断する裏要件となっているのです。
未経験エンジニアがポートフォリオ提出でみられているのは、やる気。
ポートフォリオすら出せないエンジニアは採用しないと伝えているのです。
であれば、ポートフォリオ提出の必要がなく、楽に転職できる企業に行く方が簡単でいいじゃないか、と思われるかもしれません。
しかし、それは違います。
次に企業の真実をお伝えします。
ポートフォリオ提出が必要な企業と不要な企業の違い
ポートフォリオの提出がネックで、今あなたが気になっている企業への転職を諦めると、大きな失敗をします。
ポートフォリオ提出を求める企業は、優良な企業が多いからです。
反対にポートフォリオが求められない企業のエンジニアは、使い捨てにされる場合が多いんです。
未経験なので年収も多くはもらえないですし。
未経験エンジニアがポートフォリオ提出不要の企業に行くと、せいぜい350〜450万程度。
これがもし、ポートフォリオ提出必須の企業であれば、年収450〜550万もらえるところもあるでしょう。
未経験でエンジニアに転職するのではなく、何かしらの成果を作ってポートフォリオを提出して、優良企業に転職する方がオススメです。
未経験でポートフォリオを作ってエンジニア転職するのもあり!でも、損をするかも
であれば、さっそくポートフォリオを作りたいですよね。
でもなにから手を付ければいいか分からない。
結局は、プログラミングスクールに通う方が未経験でエンジニア転職するのであれば早いし確実です。
もちろん、プログラミングスクールで作ったプログラムをポートフォリオとして提出するんです。
未経験であれば、基本的なコードがかけるのかと、Fetch(改善)回数や頻度などがみられます。
回数や頻度で、エンジニアに対するやる気を読み取れるからですね。
これらを示す手段としては、プログラミングスクールに通ってガッツリとコードを書くのが最速です。
費用無料のプログラミングスクールもありますよ。
詳細は、「プログラミングを学ばなければ、未経験の転職では年収100万円以上の損をする!?」に書きました。
もし独力ででガッツリ作るのであれば、Githubを使ってコードを書いていることを示しましょう。
加えて、自作のWebサイトも作っておきましょう。
そして、GithubのURLとWebサイトのURLを履歴書に貼っておけばOKです!
Webサイトの作り方については、「Webサイトの作り方—初心者でも簡単にホームページが作れる方法とは?」に詳細を書いておきました。
あなたの転職が成功することを願っています!